2009-06-21

海の道(知床expedition #3)

歩く。
走る。
よじ登る。
馬に乗る。
犬橇を操る。
カヌーを漕ぐ。
自転車を漕ぐ。

エンジン動力をあてにできない場所に身をおきたければ、(そして、たいがい、その場所というのは、苦労の分だけ美しい、というのも、経験より得た真実。)自分(か、動物)が動力となるしか方法はない。今まで、自ら、また誘われるがままに様々な方法を試してきたが、この夏、新たな方法と出会うことができたこのヨロコビ。

シーカヤックを、漕ぐ。

数年前、ロッククライミングを初体験したときに、「ああ、これからは世界は三次元に広がるのだ!」と驚いたほどの衝撃が、今回もまた。

「海岸線は道なのだ」と認識したその時、見ていた地図は、訪れたい場所は、また無限に広がっていくじゃないか。(何しろ日本の海岸線は、アラスカ抜かしたアメリカ本土の海岸線よりも長いのだ、と、どこかで読み囓った知識を偉そうに出してみる。)

別のルート。
別の視線。

この夏、氷河こぼれ落ちる海岸線からみるアラスカの景色が、楽しみです。

地球探検隊 大人の修学旅行シリーズ
(↑ 改めて気合いいれて募集中。催行決定)

1 comment:

らぐじ~ said...

ほぇ~、今の時期に行くと、こんなに海岸ベリに緑が多いのかぁ。