2009-12-22

東北ひとり旅(とは呼べないほどの時間)

野暮用あり、山形雪深き山の麓へ。
日帰りで、バタバタとした旅。もっとゆっくりしたいのだった。

カラリと晴れた東京に戻ってみれば、
あの猛吹雪は夢かと思う。



8:00 郡山駅車窓
この冬初めての雪景色に心躍る。

10:00 奥の細道湯けむりライン車窓
家の玄関を出てたった4時間で広がる別世界。
山も木も家も、白だけで彩られた世界は、何でこんなに美しい?
 
11:30 小さな村の、とある店先
道を聞いた、ら、呼び込まれて、いつのまにかお茶をすすり、世間話をし、リンゴを二つ両手に持たされていた
 
13:00 大好物の納豆山菜味噌汁を啜りながら
雪国の冬は厳しい。でも、厳しい分だけ、人が優しいんだ。この町のいいところは、温泉でも山でもなく、人なんだよな(←山形弁で。再現できず・・・)
 
15:00 ひたすらに降り積もる雪に今日電車動くのかと心配になりつつ
雪の下の人参も大根も、寒ければ寒いほど、自己防衛で、甘くなっていくんだ。人間と一緒だ。と、地元の方のつぶやき。
 
19:30 また納豆汁が食べたいとのリクエストで連れて行ってもらった食堂で、700円のカツ丼を掻き込みながら
 
オレさ、公務員やめて、給料三分の一になって、でも、今やってることは、充実度で言ったら、3倍以上なんだよね、と、楽しそうに豪快に笑う友
 
 

No comments: