2009-02-23

韓国行き200円

夢も何もないゲンキンなネタですが。


▽JL、燃油サーチャージ額(1区間片道)
※2009年4月1日~6月30日発券分に適用(方面:改定後/現行)

韓国:200円/2500円
中国、台湾、台湾:500円/6000円
グアム、フィリピン、ベトナム:1000円/7500円
タイ、シンガポール、マレーシア:1500円/1万2500円
インドネシア、インド、ハワイ:2000円/1万4500円
北米(ハワイ除く)、メキシコ、欧州、中東、オセアニア:3500円/2万2000円
ブラジル:6500円/2万6000円



先日のNHに続き、JLが燃油サーチャージを、ど~~んと引き下げてきたよ。アメリカ行くのも、飛行機代に加えて22000円x2(往復)というのは気が萎えるけれど、3500円x2 なら、まあ、旅好きなら、許容範囲だろう、という金額に戻ってきた。

全通貨に対しての円高も続いているし、(去年のこの時期、確かカナダドルは1ドル110円くらいしていたはず!!今日は74円。お買い物しても、自動的に3割引~!)

少し鈍っていた海外旅行熱が、フツフツと沸いてくるこのニュース。


北ばかり目を向けているけど、暑いジリジリ太陽も大好き。
久々に、南の島でも・・・、行くかな?

2009-02-20

マラソンの話題、に見せかけた人生論



▲パクったイラストの詳細は このページ


マラソンの話の続き、と見せかけて、たまにはまじめな人生論。---何故私は、お金を払って何十キロも走るのだろう。


青梅マラソン当日のできごと。会場に向かう私は、更衣室が分からず、そばにいたガードマンに声をかけた。親切な彼は、ご丁寧に更衣室の入り口まで案内してくれたのだが、その数分の道すがらおこなわれた会話。

「こんな物好きたちのために街が1日麻痺しちゃって、すみませ~ん」

「いえいえ。頑張りますよね~。僕にはとてもできない。しかも、みんなお金払ってるんですよね?4000円だっけ?高いよなあ。普通にその辺走るんじゃだめなんですかね。」

「いや、ほら。普段と違って車道走れるし。途中で水もらえるし。沿道の応援も嬉しいから・・」

「はははっ。水は4000円もしませんよ!」


そう、こういう、「一見ツライ系イベント」は、興味ない人には、何でお金使ってまで!?という疑問を呼び起こす。自分でも、申込みの際には、チラッと同じことを思う。「え、私人混みキライだし、普通に、休日に河原走ればいいじゃん・・・。この数千円で美味しいモノ食べた方がいいんじゃないー?」

それでも、数千円、ときに万札を投資してしまう理由。

それは、今現在のヘタレな自分には荒唐無稽な高いハードルを数ヶ月後のある地点に定め、そのハードルを跳びこえるため、日々策を練り頑張る過程が、分かりやすくいえば、ゴール地点で感じる、「おお、私よくやったなぁぁぁ」という達成感中毒なんだな。
ただ「体力維持のために」毎日たらたらと走るより、「数ヶ月後(数年後)のあのハードルを跳び越えるために」走るほうが、毎日の軸がぶれないし、高く飛べる。遠くまでいける。


「無理かな?無理かな?できるかな?」から始まる第一歩だったから、そこに向かっていく毎日も、だからこそのゴールも、とても素敵な時間として記憶されているのだ。

2年前、一緒にマチュピチュみたクミさんは、旅の後にこんな感想をくれていて、私はそれがとても好き。

「ペルーに行って感じたのは、「人の持っている力の大きさ」「人の優しさ・暖かさ」「自然ってすごいな!」ってことです。空(手が届きそうな青い空)・月(満月きれいだった)・星(満天の星)・緑・花・風がすごくきれいで、涙が出ました。ただ、その空気に触れられるだけで幸せを感じました。

4200mの峠越えなど、決して楽ではありません(ていうか、かなりきついです)。かなり筋肉痛になりました・・・でも、前を進む仲間がいる!!遠くから声をかけてくれる仲間がいる!!どんなに遅くても待ってくれる仲間がいる!!そして、とても頼れるガイドや心温かなポーターさんやシェフたちがいます。

大人になると、めちゃめちゃ頑張ることって減ってきていると思うんです・・・今回の旅で「私もこんなにがんばれるんだ!!」って、すごく自信がつきました」




「自然の美しさ」が、私がつくりたい旅(時間)のひとつの軸なら、もう一つの大きな軸は、「理想に行き着くまでの心理的肉体的遠さを克服していく過程と、それだから味わえる達成感」。その軸の両方が一緒にあってもいいし、どちらか片方でもOK。



この2ヶ月ほど、足の小指の先っぽくらいチョコンと、異分野に・・・、ファシリテーションやら環境に、首を突っ込んでいる。そこで出てくるのが、バックキャスティング、という方法論、で、

洞爺湖サミットの、「2050年までにCO2排出を半減させるには」という視点は、遠くの理想的なゴールから振り返って、じゃあ今何をすべきか考える、という意味で、私にとっての3月の荒川マラソンと同じだよな、(・・・え、一緒だよね?ほら、同じこと考えている人いるし。)と思う今日。


個人的な「2050年CO2半減」目標は、他にもいくつかあるけれど、口にするのも恐れ多いハードル高いものは、まだ、ここでは黙っておこうっと。

2009-02-16

30km=170min.または少なくとも歩かなかった

ムラカミハルキが書いていた。
「少なくとも最後まで歩かなかった」


青梅マラソン。
30キロ、歩かずに快調に走りきれたのは、少し前の自分からすれば大きな進歩。限界点が動いていく、というか、努力しただけ素直なリターンがある、という、この地味な達成感にハマッていくのでしょうか。

まさか(走るの大嫌いな)自分が何故に・・・、と戸惑うこの頃。でも、このチャレンジ・runシリーズは、まだもう少し続きます。



以下個人用メモ。


<よくなかったところ>
・23,000人参加の大会は多すぎて人酔いする。 スタートライン踏むまで8分弱かかるほどの大混雑はどうなんだろう。自分のスピードで走れず。
・キンチョー&興奮するとトイレが近くなる。(それなのにトイレが少ない)
・坂、坂、坂なコース
・山を目の前にしながらアスファルトの上を走るのは、ケーキを目の前にして乾パン食べるくらい味気ない。



<よかったところ>
・大充実の私設エイドからいただいた、和太鼓、音楽、声援、レモン、氷砂糖、まんじゅう、チョコレート、水。 応援があると頑張れる(見栄っ張り)。
・復路は下り坂メイン、細かいアップダウンは、トレイルランを思い出し、実はキライじゃなかった。
・山間なので空気が美味しい。
・あっちもこっちも梅が満開で、観梅ラン。
・終わった後のビールが美味い。


<きろく>
15km  01:33:41
20km  02:02:45
25km  02:30:12
30km 02:57:36(-8min for net time)


<気になる数字>
1km 10km  HALF 30km  40km FULL
5:40 56:40 1:59:33  2:50:00  3:46:40 3:59:06



<最近読んだ「走る」本>




2009-02-14

菜の花梅水仙


房総半島の先っちょの方にいってきた。
安房鴨川。

駅のホームに降りたってみれば、生ぬるい南からの海風とともに、あたりは菜の花と梅と水仙の香りでで満ちていた。春に体をやんわりと包まれ、思わずうふふと笑みがこぼれる。



そして今日は、何故か東京にも春。
2月半ばなのに、もう春。

私が桜の木なら、間違いなく、明日咲く陽気だ。
私が犬なら、嬉しくて尻尾を振りながら散歩をねだるだろう。

人間の私は、あいにく花も尻尾ももっていないが、春を噛みしめながら、明日、30kmほど走ってこよう。




本日、下記のユーコン企画は満席御礼。
ありがとうございました。

寒い極北にも春の嬉しさが満ちている時期、新たな仲間と楽しんできます!

冬のユーコン: 犬ぞりを操り原野キャンプ、夜空に煌めくオーロラを求めて」
~ 犬ぞりアドベンチャー・トリップ ~
2009年3月21日(土)~2009年3月26日(木)

2009-02-12

Wish List

他人のイイ!と思うところは遠慮無く真似しよう。

アラスカで私にバックパッキング技術と地球への愛情を教えてくれた(NOLSのインストラクター)Kirstinは、サンフランシスコでGreen Cafe Networkという、「サスティナブルなカフェを増やそう」NPOを主催している。先日、その団体から送られてきたメールニュースに、「Wish List(ほしいものリスト)」が載っていた。

その、「いつも勇気と応援をありがとう!私達、今、こんなことが必要です」リストには、アトランタで開かれる会議に出たいから飛行機のマイレージが欲しい、とか、そこでのホテル代が欲しい、とか、プロジェクターが必要だ、とか、ボランティアでこんなこと応援してほしい、とか、たくさんの、要望が。



私にもありますぞ。
こんなことしたいリスト。

もし、気になる項目がある人は、お気軽にコメントまたは下記にメールください。
 wildernessryoko(at)yahoo(dot)co(dot)jp


1.(ツアー提案)夏、くじらの潮吹きを見にクイーンシャーロットへカヤックを漕ぎ出す

2.(ツアー提案)グランドキャニオンをバックパッキングで縦断する。NOLSの精神でLNTを学びながら。

3.(ツアー提案)ガイドブックに載っていないカナディアンロッキーを1週間バックパッキング&クライミング体験。トレイルが冬の間に雪崩で消滅していたら藪漕ぎも覚悟で。

4.(ツアー提案)アラスカの道なき原野バックパッキング

5.(ツアー提案)ティファニーのペンダントをもらいにSFOへ42.195キロ走りにいく。今から用意すれば、初心者でも走れるはずー!

6.(ツアー提案)復活、ウエストコーストトレイルを歩く(これは現実化しそう)

7.(ツアー)9/5~13まで、ユーコンでカヌー漕ぎたい人(毎年恒例。日程決まり)

8.(旅行手配)北米の自然のなかで旅をしたい方の旅行手配・コーディネートします。




9.よくスライドショーをさせてもらう地球探検隊に、模造紙とかシーツとか継ぎ接ぎの発泡スチロールではなく、ちゃんとしたスクリーンを導入してもらう

10.アウトドア用品と旅道具のxChange(物々交換)。



11.4/12に、山梨で、桃の花の匂い嗅ぎながらちょっと(・・・10~20キロくらい)走ってお弁当食べてワイン飲んだくれる祭りに一緒に参加してくれる人

12.GW(viva私の誕生日週間)に、山口で、70kmか,140kmか,250km走って(歩いて)みようという物好き&想像力欠如した人

13.眠っているギター引き取ります。

14.フード乾燥器。

15.ホームページ作りに手を貸してくれる人



16.今年の私はボランティア参加だが、oxfamのチャレンジと勇気と愛のイベント「4人で100キロ、トレイルウォーカー」に参加する方。まだまだ募集しているようです!

代官山へ、服を


この私、東京に住んで早26年、先日、生まれて初めてダイカンヤマに行きました。カッコイイ街です。(はあ。どんな田舎者!)



バックパッキングの旅は。
背中に背負えるほどの荷物で、人は十分に生きていけると教えてくれた。

アラスカの小さなログハウスに住むご夫妻。
彼等の小さくミニマムな家と生活は、人間、あんなに少ない荷物で豊かに生きていけるのだ、と認識させてくれた。

去年、カナダにひと夏行ったときは、(キャンプ道具のギアと書物が沢山あったけど、それでも)鞄3つで事足りた。



そう、私はなるべく少ない荷物で身軽に生きていきたいのだ!
何度この誓いをたてたことだろう。

それなのにそれなのに。

気づけば、家の中にはモノが溢れてくる。モノたちは、買うより、処分するほうが、エネルギー使う。ただ捨てるのもモッタイナイだし、売る?だれかにあげる??ああん、困ったー。

そう、私にとって、モッタイナイ・捨てられない・荷物減らしたい・スパイラルは、出口のない難問だ。



そこで、代官山。

kokoさんがプロデュースしている、xChangeというプロジェクトは、洋服の物々交換。着なくなった服をもっていく。欲しい服をもらって帰る。そこにお金は一切介在しないので、フリーマーケットとも、また違う、不思議なプロジェクト。

主催者kokoさんがオシャレだからなのか、代官山という土地柄か、私が見に行ったときには、そりゃ、「え、これがタダでいいのでしょうか」という品揃えたちで、その意外性に驚いた。私の知るフリーマーケットは、何だかナフタリン臭い、本当に「要らない」ものたちが押し入れの奥から引っ張り出されているような負のイメージだったのだが、ここにあるものたちは、まだ命がある、しかもカッコイイ服たち。

さらに、服には、値札じゃなくて元・持ち主の思いタグがついている。「旅先のパリで買いました!」とか。服と一緒に、気持ちも受け取るような、素敵なタグ。

何だか、愛情溢れる素敵なこの試みに、「これをアウトドア旅バージョンでやってみたい」心むくむくと沸いてきて、wish listに書き加えた。以前、地球探検隊で、「ハンマープライス・オークション」をやって、ほら、ナイフとか、カリブーの角とか、バックパックとか、素敵な出品あったから、あのノリで。



なお、この日は、私は服は持って行かず(代官山仕様の服なんて持ってないもの)、それなのに、フェアトレードのエスニックな帽子とシャツを、お持ち帰りしてしまって、また荷物増やしているのであった・・・。




xChange Valentine’s Special
2009.2.9から2.14まで
代官山 +ING Attic にて
詳細は http://letsxchange.jp/schedule/valentine.html

 

雪の森でヒミツ基地最終章:僕らの基地へようこそ

あ、コドモとの雪キャンプの話、まだ終わってませんでした。(その1その2その3
もうひとつ、書きたいことがありました。

キョーカちゃんから手紙が届いて、思い出した。



数年前、オトナ向けに「スノーシューで雪の森を遊ぼう」企画をたてた。賑やかなスキー場に背を向けて、その奥の山に入ってみたら、静かな雪山は驚くほどに美しいよ、という趣旨で。

一緒にやってくれることになったガイド会社が準備してくれたのは、こんなもの。

最新のスノーシュー&ストック。
お尻の下に敷く橇。
雪の上で豪華ランチをとるための、「煮込み饂飩セット」や「チーズフォンデュセット」や「タイカレーセット」や「関西風うどんセット」や、そのためのストーブや鍋など調理器具いろいろ。
防水カメラ。
ビーコンとプローブ。


誰も踏んでいない、新雪の上を歩くのは楽しく、歌謡曲の聞こえない(=スキー場じゃない)雪景色は新鮮で、教えてもらって恐る恐る挑戦した坂滑りは久々にスリルを味わえ、そして、雪でつくってくれたテーブルの上でのチーズフォンデュは、「おお、Bepalの表紙みたいじゃーん」と、アウトドア気分満載で。

オトナなんだから、こうやって、道具つかって、お金つかって、優雅に雪遊び、っていうのはそれで楽しいのだけれど、考えてみれば、これは、自分でつくりだした時間じゃなくて、ガイドが演出してくれた時間、でもある。(それがイケナイ、と言っているのではありません。とても素敵な1日です。)



今回のコドモ雪キャンプでは、「丸一日、裏の森で遊ぼう!」な日があった。都会の子供たちだし、何だよスキーしにきたんだぜオレは!と、最初はあまり乗り気でない子もいるし、用意されていたのは

・シャベル数本
・バケツ数個
・肥料袋

くらいの簡素なものだったので、どうかなぁ・・・、と思っていたら。

ヤツらは、私の心配などよそに、森を大満喫していた。インストラクターは、安全管理するくらいで、何も口出しもヒントもださない。それなのに。みつけてくるのだ、次々と、おもちゃを。というか、森と会話して、遊んでいた。(写真はこちら



オンナノコたちは、カマクラを作り始める。カマクラ、というか、そのための雪の山づくり。えんえんと、ひたすらに、雪を積み上げる。

上級生たちは、雪を集めるためのコースを作り、その採雪所まで毎回出かける。なんでそんな遠くまでにいくんだ、すぐそこにあるのに、と聞く私に、「あのねぇ、ベティ。日なたの雪の方が固まりやすいでしょ。それに木の近くの雪は柔らかくて最上の雪なのよ」と、当然じゃない、なんでわからないの、とがっかりされた。

下級生たちは、その山を飾り始める。最初は、木の枝で立派な門をつくり。そして、いつのまにやら、雪の下に流れていた凍った沢を探し出し、泥のなかから、そりゃ立派な、高さ20cmはあろうかという霜柱を大量に発掘した。キラキラと、宝石のように輝く氷は、カマクラを豪華にする装飾品。私にはとても見つけられない、雪の下に隠れた霜柱。「すごいねぇ」と採雪所を見に行くと、「ベティも見てないで手伝って!!」と怒られた。


オトコノコたちは、ヒミツ基地づくりだ。

枯れ枝を拾ってきて立体的な陣地をつくる。入り口には敵を欺くための落とし穴、基地の外に絶妙な形の立ちションベン所。しなっている大きな木のバネをテコとして上手に利用しての筋肉トレーニングジムで、体力増強も欠かさない。「ああ、ベティも入っていいですよ。どうぞこちらへ」と、恭しく迎えられた秘密基地ホテルは、居心地よくて、つい長居してしまう。



あの感覚は、オトナになると忘れちゃうのかな?
地球と会話して遊べるのは、コドモだけの特権??

むかーしむかし、自分も持っていたはずの、やわらかな想像力と目線を、少しだけ思い出しながら、ヤツらと真剣に、雪まみれとなり肥料袋で橇遊びした1日だった。



このプログラムをオーガナイズしているNPOは、理念が素敵だ。

五感を研ぎ澄まし、
森で過ごした時間の中に、
楽しい暮らしをつむぎだすヒントがあるはずです。
私たちは、あなたと森をつなげます。



インストラクターのあっきぃは、「メッセージを伝えるプログラムなんて、本当はいらないのかもしれない。「場」の力を信じる空間作りに興味があります」と、最後に話してくれて、

それは、自分のフィールドにも当てはまるような、いつもとは少し違う目線から、たくさんのヒントをもらった、小学生ウインター・キャンプ。

ありがとう。

Run like a dog



昨晩、何気なくつけたテレビがTBS「森のラブレター」の冒頭、ブナの美しい緑の森で、

倉本聡が説明する人間とエネルギーの文鎮やら、妻のために花を植える山の中の老夫妻やら、1mの大きさの地球と12km先の太陽やら、地球46億年を表す460mのトレイルで人間が誕生したのはゴール直前の数ミリという説明やら、裸足で歩いたら小川のせせらぎが聞こえてくるやら、スポンサーである三井住友のCMの「本当の闇を体験したことありますか」というメッセージやらに

惹きつけられ、

ついうっかりと、
ついうっとりと、
2時間全部観てしまった。


多分、都会に住んでいるからこそ、「本当の闇を体験しに」いきたいんだろうな。わざわざ遠くへ不便な思いをして、五感のチューニングをしにいく必要があるんだ。私も含めて。

というわけで、3月末、「ユーコンの原野を犬ぞりでキャンプ!しかもオーロラ」企画は、無事催行の運びとなり、なんと残席1名を残すのみとなりました。締切は来週末。


賛同してくださった方、応援メッセージ下さった方、ありがとうございます!


そして、まだ専用のウエブもつくっていないし、本当に口コミとネットワークからだけなのだけれど、去年、今年、と、個人北を旅したい方の、個人旅行のお手伝いも初めています。「犬が好きで好きで、だから今月末からの犬ぞりトレーニングが本当に楽しみです」とにっこり語ってくれたマキさん、私を信じてくれて、こうやって繋がってくれて、ありがとう。 楽しんできてください。

私が伝えたいメッセージは、「旅」を通じて、というのが、やはりどうも一番うまくいくなぁ、と思うこの頃。


Run like a dog.
お気に入りのTシャツに書いてある。

そう、最近の私は、ヒマさえあれば走ってる。山も。街も。(だからブログが更新できない)

走ると、体の中に、春のやわらかくやる気に満ちた空気が入ってくるよ。