2011-11-02

サンタクロースさん、仕込みの時期がやってきました!

2007.8 マタヌスカ氷河。この景色は夏だけど。
もう11月だ!早い!
みなさま、すでに恒例行事化してきた、あの季節ですよ!




サンタクロースの皆様へ

オーロラクラブ
って、耳にしたことありますか?

星野道夫さんの遺志を引き継ぎ、毎年3月、子供たちをアラスカの氷河の上に連れて行くボランティア団体。

かわちょとか、いくちゃんとか、willとか、友人たちが関わっているこのオーロラクラブを、私も数年前から小さくお手伝いしています。

わたしの大好きなアラスカ。
その場所に立っているだけで心が苦しくなるような地球の宝石のような景色たち。

あの場所に、
まだスポンジのようにフカフカにやわらかい心を持つ子どもたちが降り立って、
見渡す限り雪と岩と氷の世界で過ごす1週間。
彼らは、あの地球の奇跡のようなアラスカからの贈り物を受け取り、
いったい何を感じ取るのでしょう?


オーロラクラブでは、毎年星野さんの写真カレンダーを販売し、
その利益を活動資金に充てています。


サンタクロースっていうのはね、「Giving」の心を、分かりやすく目に見える形にしたものなんだよ、と、アラスカに住む小さなしろくまさんから教わったのは、いつのことだったでしょうか。

このブログを目にしてくださっている(きっと北の大地好きの)方へ、こどもたちに、アラスカの景色をプレゼントするサンタクロースを、大募集したいと思います。

サンタクロース代理店より



*(ここから蛇足)*

しかも、毎年言ってますが、このカレンダーは一石二鳥どころか、鳥がたくさん。ほんわかとした、幸せな気持ちがあっちこっち行き来して、自分も嬉しく、とてもお買い得、なのですよ〜。

1、1200円で12ヶ月。e.g.たった1ヶ月100円でデスクの横にアラスカの風が吹く。複雑な仕事でついキィーッと荒みそうになった心を、机の片隅の大きな風景がなだめてくれる。

2、その月が終わったら、カレンダーをポイすることなく、はさみを取り出し絵はがきにチェンジ。心にふと浮かんだ、最近会っていない、ごぶさたの、でも大切な誰かの住所と名前を書いて、ポストに投函。久々につながったその人は、アラスカの澄み切った空気ににっこり。



*(お申し込み方法)*

11月20日までに、wildernessryoko [a] yahoo.co.jp ( [a]=@) あてに、
お名前、希望冊数をお知らせください。
折り返し、お振込み、送付などの詳細ご連絡します。




*(商品詳細)*




■卓上型カレンダー
■サイズ 105mm×205mm,プラスティックカバー付き
■表紙も含めて計13点の星野道夫作品が収録されています
■各月のカレンダー部分を切り取れば、ポストカードとしてもお使いいただけます
1部 1,200円 (送料・消費税込)


*(プレゼントを受け取ったこどもの声)*

「犬ぞりっていうと犬が走らされているのかと思った。だけどそれは私の勘違い。犬は走りたかったんだ」
「人間の生きる基本を知った」
「月明かりがまぶしいなんて初めてだ」
「骨の髄まで浸透してくるルースの寒さと荘厳で壮大なオーロラにふるえた」
「ビデオなどとちがって音がなく、しいんとしずまりかえっていて風もないのになびいていました」
「目を開ければ自然のままの大きな大きな山がある。ずーっと見てても飽きないし、どんどん感動が大きくなっていく」
「水と食料と、適度な温度と人さえいれば、他に何もいらないと思った」
「目が覚めたときに起きて、食べたいときに食べる。寝坊も夜中のお菓子も咎められないなんて、素敵すぎます」
「一番楽しかったことは、生きていくために働くことです」・・・

【予告】ユーコンで犬ぞりキャンプとオーロラ3/24-31



■日程: 2012年3月24日(土)~3月30日(金) 7日間
日本発着最短日程:2012年3月24日(土)~3月31日(土) 8日間



ウエブサイトがまだ出来ていませんが、今シーズンも引続き、あの寒くて可愛くて美しくて肉球が恋しくなるプログラム、もうすぐ発表します〜。



*今年度参加者の声*


*本当に来てよかった。間違いなかった。
人、犬、自然の調和がとても良い場所で、たくさんの愛を感じられた。


*犬たちのかわいさと賢さに感動した。
想像以上の環境の良さに感動し、
外のキャンプに行ってキレイな風景に感動し、
オーロラのきれいさに感動し。
そして、そして、文明の有り難さに感動した。


*今年はとても寒かったので、キャンプ1泊目の次の朝が、死ぬほど冷えた。でもオーロラがその寒空の中で輝いていた。


*ずっと天気が良く、本当に爽快感があった。犬ぞりは楽しく、しかも安定感があって、走っているときに危険を感じたことは全くなかった。オーロラは幻想的で、しかもどんどん形が変わっていくのは、本当に素晴らしい眺めだった!

大震災写真プロジェクトNPFPは、108名655,000円の愛!




極北を愛する人の東日本大震災写真プロジェクト #NPFP
・・・立ち上げてから7ヶ月経過。

これまで、募金、作品提供、ウエブ作成、フライヤー作成、そして告知等、さまざまな形で関わってくださったすべての皆様。

本日11/2時点で、こんなにも大きな輪に成長しましたよ。スゴイ!
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http://justgiving.jp/c/6050

現在の寄付金額:655,000円
応援してくれたサポーター数:108名
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(集まった義援金は、全てシビックフォースへと託しており、彼らの活動報告は、こちらにてご覧いただけます。)


一人ができることは小さくても、みんなが力を合わせると、大きな力になる。
その事実を実感できた7ヶ月間でした。


ただ、始まりがあれば終わりもある。

最近、動きも随分と静かになってきたこともあり、
このサイトは、震災8ヶ月目となる、

11月11日(金)

にて、閉鎖したいと思います。


東京にいると、もう普段の生活に戻ったような気もしますが、被災地に目を向けてみれば、まだまだ完全な復興への道のりは遠い。今後も、自分にできることは何だろう?という気持ちを持ちながら、またいろいろな形で、協力&応援をしていこうと思います。


快くご協力いただいた皆様へ感謝の気持ちとともに。

ありがとうございました。