Photo by Yasuko-san |
ロハス系雑誌ソトコト2月号の、中ほど地味な白黒ページに、「Super Ecological Tour」として、ちっちゃく犬ぞり企画が紹介されました。
ここ2年一緒に旅している、美人リーダー犬サクラ嬢の写真が、どーんと掲載されています。ぷぷぷ。本屋で見かけたら、チェックしてみてください。
3年目となるユーコン犬ぞりでキャンプ企画は、おかげさまで無事催行は決定しております。
募集締切は1/25(火)。
あと3名ご参加可能です。
飛行機も、現時点ではかなり安い料金で手配できてるようです。
太陽キラッキラ、カリブ海の青が目に眩しい真っ白なビーチ
プールサイドに横になって冷たさが喉に嬉しいマイタイのグラスを傾けながらのんびり読書
なーんていう時間とは180度指向の違う旅ではあるけれど、
キビシイ場所だからこその景色と時間が待ち受けているのです。
今年はオーロラも当たり年のようで、うにゃうにゃ舞っているらしく、それも楽しみ(3/4が新月。今年の日程は、オーロラ観測にぴったりです)
参加者、引続き、お待ちしております。
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「春のユーコン:犬ぞり遠征隊」
~ 犬ぞりを操り原野キャンプ、夜空に煌めくオーロラを求めて ~
日本発着最短日程:2011年2月26日(土)~3月5日(土) 8日間
■定員: 8名 残席3
■締切: 2011年1月25日
■発着場所: ホワイトホース(カナダ・ユーコン準州
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(昨年参加のYさんのアルバムより)
凍ったユーコンの上を駆け抜ける
聞こえるのは 風の音、橇の音、犬たちの息づかいと足音
犬たちと自分だけの不思議な世界
崖の上からムースの群れがそっとこちらを伺う
青空 太陽の光 ユーコンの広大な景色が気持ちいい
細いトレイルを 森の奥へ奥へと入ってゆく
途中 氷が割れ水が溢れた川を渡り 凍った池の上を走る
アップダウンが激しく 全身を集中させる
激しいカーブや下り坂 何度も転びそうになる
アドベンチャーだ
薪を集める
火を熾す
雪を解かして暖かい紅茶を飲む
何気ないことで笑う
夕食のチキンは焦げていたし
料理に味がついていなかった
けれど
バターシュガー・ポップコーンはほっこりと甘く美味しく
焚き火にあたりながら聞いたSAMのハーモニカと歌は
とても 暖かかった
オーロラを見られないまま最終日
夕方くもり空
もう見られなくてもいいと思った
ユーコンの景色とキャンプと
犬たちと過ごす時間で十分だった。
焚き火を囲んでおしゃべりをする
ふと空を見上げると 空が晴れ 満天の星
SAMが言う「向こうの空が明るい オーロラだ!」
森の切れ間の丘へと走る
北の空が 白い光で覆われていた
白い光はカーテンのようにゆらゆら動く
時間を忘れ わたしは静かに立ち尽くす
こんな景色が見られるのなら
どんなに遠くても
険しい道でも
お風呂に入れなくても
トイレがなくても
暖かい部屋で休めなくても
出かけていくよ