2008-12-01

7Wの光を明るいと感じていたい


また更新頻度が鈍っていますが、このコ(blog)の存在を忘れたわけではありません。私の24時間におけるコンピュータの占める割合が減っているだけのこと。


山梨の里山へ出かけた。

東京からすぐそばなのに、アラスカの人たちみたいに、自力で家を作って、鶏を飼い畑を耕し、生きている家族がいるのだ。結局は、どこに住むかは関係なく、気の持ちよう・・・なのかな。

その日の暖は、日が暮れる前に自分で斧を振り下ろして割った薪が頼り。燃える木がつくりだす柔らかな温かさにじんわりと心を溶かし、

7Wの電球の、夜の闇の邪魔をしない明かりに目を慣らして星を眺め、

そうして東京に戻ってきたら、

キランキラン
ギラリンギラリン

と、何百・何千Wものクリスマスのイルミネーションで眩しく、クラクラと目が回る。



いつものように、夕暮れ時の茜色の空の下、白い息を吐きながらジョギングをしていたら、遠くの山からふんわり紙ヒコーキが飛んできて、足下にポトリと落ちた。

「アラスカを旅して吹き寄せてくる風の匂いを、ちゃんと感じていますか」

と書かれた紙ヒコーキのこの飛ばし主は、私にとって、アラスカで出会うグリズリーのような存在だ。遠くからそおっと、忘れちゃいけない宝物を思い出させてくれ、いき急ぎ、忙しくイライラしがちなスピードで歩く私に、ブレーキをかけてくれる。

というわけで、
大切な人には、メールに頼らず、手紙を書こう。
久々にアラスカの匂いを嗅ぎに行こう。
 ↓

@青山ブックセンター本店内 カルチャーサロン青山
日時;2008年12月16日(火) 開場18:30 


走る走る。

今年の目標のひとつ、42.195キロは確かに達成したけれど、スタートを踏むまでの努力と追い込みが足りない、テキトーな気持ちで臨んだ結果でのゴールは、たいして嬉しくもないのだった。

だから

ちゃんと準備して、スタート地点に、もう一度、立つのだ。スタート地点に立った時点で、すでに達成感があるほどの気持ちで。 Impossible is nothing。


新聞に紹介されていた気になる本。
早速注文。



というような毎日を送っています。

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