2010-07-15

Live everyday as though it were last.


Innsbruck, Austria

ザルツブルグからインスブルックへ鉄道で移動。
2時間に1本のその列車は、あろうことか1時間も遅延した。インスブルックからさらに1日に数本しかない支線に乗り換えて家に帰りたい私は、予定していた乗り継ぎの便を逃し、インスブルックで夜11時まで待ちぼうけ。

ちぇっ、ついてないのー、早く帰って久々の家のベッドで寝たいのに、とうんざりした気分で、街のバーへと繰り出す。


と、そこには、夕立の後の澄み切った空、夕暮れマジックアワーの、うっとりするような夜景が広がっていた。目指した地ビール屋へ入るのも忘れ、ゆっくりと暮れ行く空に見入る。



二度と戻ってはこないこの瞬間を
どう捉えてどう過ごすかは、ほんとうに、心の持ち方ひとつ。
ぶーぶーと、頬を膨らませてツイてない1日を恨む?もう2度と戻ってこないこの1日を?


イライラせず深呼吸して、
列車に乗り遅れたからこそ出会えた、この一期一会の光景に感謝しよう。

1 comment:

らぐじ~ said...

> 2時間に1本のその列車は、あろうことか1時間も遅延した。

2時間に1本しかないから、1時間遅れても後続に影響しないとも言えるなぁ。