2009-09-30

ブルーベリー林を抜けて(Mt.Decoeli登頂記4)

@Kluane NP, Yukon Canada

寝床の絶対条件は、「ブルーベリーが生えている(=熊がでる)丘よりも上へ行くこと」 、と、レンジャーステーションで釘を刺される。

崖の下に、今にも枯れそうな、心細い水場あり。

タダだった(Mt.Decoeli登頂記3)


@Mt. Decoeli, Kluane National Park, Yukon Canada

今回目指すのはあの頂き。
9月半ば、すでに雪が積もっていたのは想定外だ。

さて、今回、この場所を選んだ理由はどれでしょう(答えはタイトル)

1.山の形が美しい
2.トレイルが存在しないので、人に会わない
3.マヌケにも移動手段をもたずにここまでやってきたので、町からそう遠くへはいけない
4.国立公園の微妙に外側に位置しているので、1泊9ドルのバックパッキング許可証をとらなくてよい。タダだ、タダ。ブラボー。

Grizzly (Mt.Decoeli登頂記2)

@Hains Junction, Yukon, Canada

この場所で、「一人きり」で山に入ることの何が一番イヤだって、それは熊との遭遇のリスクの高さだろう。しかも、よりによって、冬眠前でお腹すかせた、ベリーシーズンの9月に。

と、出発前の憂鬱な気分をさらに倍増させるのは、町のすぐそばで、まさかの道路から10mのところに出没する相手。ふぅ、とため息、出発前日の夜。

テントの中で、ベアスプレーの安全弁の外し方を、再度確認。

2009-09-29

自画自賛(Mt.Decoeli登頂記1)

@Kluane National Park with Mt. Decoeli, Yukon, Canada

タイマーで撮影した自分のスナップをどーんと載せるなんて、どんだけ自分好きだよ、というツッコミが入りそうだけれど、

この写真が、この夏一番好きな自分の顔。
もう数日間、顔洗ってなくて鏡みてなくて、結構汚いけれど、好きな顔。



1ヶ月前、アラスカで、「次は自分だけの景色を探そう」と自分に課した約束を果たした。ここ数年で得た経験値を総動員して、オフトレイル・ソロ・バックパッキング体験を無事成し遂げた瞬間の、まあ、「初めてのおつかい」終わった後の、晴れ晴れしい幼稚園児の気分、というところです。

詳細つづく。

緊張感がゆるゆると解けてゆく (Yukon River 2009)

@Little Salmon Village, Yukon Canada

5泊6日、160キロの間、文明から遠ざかった場所で、人を連れて旅をする緊張感、というのは、いくらそれが慣れたユーコン河であろうと、いくら衛星電話を持っていようと、いくらパドリングのガイドがついていようと、独特なもので、

特に今回は、諸事情により、自分がガイドに近い役割も担ってしまったので、いつもの100倍くらい緊張感を持って毎日過ごしていたから(→いつもが緊張感なさすぎ、ということです)

無事に全員がゴールまでたどり着いたときの、この瞬間が、2009年ユーコン河下りの、私の一番のハイライト。


終わってしまうのが惜しい、と思いつつも
文明社会に戻ってゆるゆると緊張感が解けていく、この瞬間が。

Reflection (Yukon River 2009)

@30 mile river, Yukon, Canada


河に映り込む雲が好き。
河に入りきらない空を見上げるのは、もっと好き。

朝7時、夜9時 (Yukon River 2009)



上)7:00 in the morning, 30 mile river, Yukon, Canada
下)9:00 in the evening, Lake Laverge C/G, Yukon Canada


ユーコン河1週間で目にする景色は、マチュピチュやグランドキャニオンのような華やかさは何もなく、どちらからといえば「地味」だと思うのだけれど、

朝方の、夕方の、地平線近くから注ぎ込む「光」の美しさに目を向けてみれば、それはそれは、息をのむほどの瞬間があちこちに散らばっている。

時計不要(Yukon River 2009)


@Little Salmon Village 手前、Yukon River, Canada


要約すれば、


「ユーコン河下り」の旅の良さは、それほどの覚悟なくとも、手軽に、忙しい現代の時間の流れから逃れられる・・・、河の流れの時間に呑み込まれる心地よさ・・・、じゃないのかな。

来年は、「持ってくるな物リスト」に、「腕時計」を追加しよう。
そうしよう。

2009ユーコン河カヌー下り (Yukon River 2009)

@Yukon River, Canada

そういえば、数週間前は恒例ユーコン河下りをしていたような気がする。

今月はいろいろありすぎて、もう記憶があやふやなので、詳細な報告は、参加メンバーのブログに任せます。(報告放棄。いいのか!)



<写真に酔いしれるなら>
「気分は放浪記 ユーコン川09」
http://tramping.exblog.jp/i15/


<毎日何が起こっていたか詳細を知りたい人は>
「楽苦爺わーるど ユーコン報告」
http://rugzyworld.seesaa.net/category/7040771-1.html


<まだ書かれていないけれどグレイリング釣り紀行が掲載されるはず>
「Tsuchida Yasuhoのブログ」
https://amo88.office.drecom.jp/tsuchida132028/