2011-12-02

山へ、きのこを


日本の山間には、「限界集落(65歳以上の高齢者が地方自治体総人口の過半数を占める村)」と呼ばれる場所が増えているらしいが、そんな場所のひとつに出かけた晩秋の1日。




 里山の奥に、ざくざくと落ち葉踏みしめながら入り込み、自然が育んだ恵みのお裾分けをいただきに。(収穫に夢中で、カメラ出すヒマほとんどなかった・・・)





東京で、雑誌や口コミで噂のレストランに、着飾って(ないけど)出かけ、こぎれいなお皿にチョコンと乗っかってキラキラ輝く料理も・・・、決して嫌いじゃないんだけど・・・、(都会は、最近、私には似合わないし、人混みはちょっと疲れるけど・・・)

きのこ収穫後に、青空の下でいただいた昼食。
南魚沼自家田んぼの米からできた、おばあ手作りおにぎりと、11種類の具沢山けんちん汁(1車麩、2厚揚げ、3竹輪、4大根、5人参、6芋、7葱、8白菜、9なめこ、10さやいんげん、あと1つは思い出せない)の、口に入れた瞬間に、脳内と舌と胃が一緒になって叫び出す、

!!!!!!

な、あの美味しさといったら!

シンプル イズ ビューティフル。




村を離れるとき、案内してくれたオジイが、「ヘースブックで、ヘースブックでまた会おうな〜」(←Facebookやってるとは、じいちゃん、意外とモダン)と、握手してくれた。

しわの刻まれた山の人の働き者な大きな手の温もりが忘れられず、家に帰って速攻でオジイことショーイチさんに、Friends Request。また貴重な友達ができた、大切な日。


ショーイチさん、清水の谷間は、もう雪景色でしょうか?


巻機山の源流なめこ

1 comment:

らぐじ~ said...

限界集落のFacebook利用率は意外と高かったりして。
キノコは好きだなぁ。カロリー低いし、おいしいし、食べごたえもある。