(2回目の挑戦は)予想以上の出会いと美しさで、
途中で止められなくなってしまったのです。
車で見る風景 と テント担いでみる風景
夏道でなく沢をつめて見れる風景。
奥に行けばいくほど、
手の届きにくい所にあるもの程 美しい 。
苦労する価値はあることを知ってしまったのだ。
(自転車男便り・その2)
***
昨日の自転車男からの便り第二段。
この人は、あっちの景色を知っている。
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旅行業界に身を染めながら、どうもその「駅スタンプラリー」のような、目的の景色をみて写真を撮ってオシマイという「観光」に、いつのまにか、違和感と歯がゆさを感じるようになってきた、のは
アラスカという無骨な大自然に出会ったからか、
歩く旅を始めたからか、
登る楽しみを覚えたからか、
まあ、きっと全部が重なってなのだけれど
一歩踏み込んだものだけが出会える
宝石のような瞬間は、
それはそれはため息ついてしまうような美しさで
だから、 次は、
普通の観光から抜け出して、
ちょっとだけ、苦労する旅を、してみようよ。
観客席に座ってないで、
立ち上がって、参加者になろうよ。
というスタンスの「旅」を、この自転車男みたいな骨太な冒険野郎でなくても、フツーの街の人にも、どうにかして味わってもらいたい私なのだった。
とりあえず、夏は、ここで。
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