「It depends.」
インストラクターに何か質問すると、たいていの答えはこれだ。
もう聞き飽きた。
センター試験大学受験教育の申し子である私は、つい「唯一の正解」を求めてしまうのだけれど、唯一の正解は、ここには存在しない。
そのときの環境と状況と傷病者の具合により、執るべき処置と順序は常に変わるはずだから。ここで教えてくれるのは、それを自分の頭で判断できるようになるための、症状や怪我のメカニズム、という部分が圧倒的に多い。
日本ではまだあまり知られていない、「病院に運ばれるまでに時間がかかる原野での救急法 Wilderness First Aid」は、北米では、アウトドアに携わる人間にとっては、「最初に持っておくべき」資格だと見なされている。で、はるばる長野までやってきて、8日間も、英語と日本語の医学用語づけの1日10時間授業を受けている最中なのだけれど、
情報量多すぎて脳みそに酸素がたりず、すでにトホホな2日目の夜。
さ、宿題しよう。
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