「子どもたちの世界は、いつも生き生きとして新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれています。残念なことに、わたしたちの多くは大人になるまえに澄みきった洞察力や、美しいもの、畏敬すべきものへの直感力をにぶらせ、あるときはまったく失ってしまいます。
もしもわたしが、すべての子どもの成長を見守る善良な妖精に話しかける力をもっているとしたら、世界中の子どもに、生涯消えることのない「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見張る感性」を授けてほしいとたのむでしょう。
この感性は、やがて大人になるとやってくる倦怠と幻滅、わたしたちが自然という力の源泉から遠ざかること、つまらない人工的なものに夢中になることなどに対する、かわらぬ解毒剤になるのです」
レイチェルカーソンの「センス・オブ・ワンダー」。
有名な本を今更、なぜ?
↓
*この本が書棚にある人となら、仲良くなれるはず。
*この本は、英語オリジナル版の美しい大判写真集で読むべきだ。・・・言葉に不安があるなら、脇に日本語版を置いたとしても。写真が、彼女の言葉と対になり、相乗効果で脳を刺激する。
*アラスカには妖精がふわふわ飛んでいて、たくさんの解毒剤を撒いている、と思う。オトナでも、アラスカ(ユーコン)にいる毎日というのは、「新鮮で美しく、驚きと感激にみちあふれてい」るもの。本当に、毎日、毎日。(そんな場所に降り立つまであと10日。うひひ)
*そもそも、なんでこの本を思い出したかといえば、友人のブログで取り上げられていたから。センス・オブ・ワンダーな世界を、写真という手段で表現しているtomoさんが、8月、東京(練馬)で写真展行います。妖精にコナ振りかけてもらいに、この夏、ぜひ、お出かけください。
上村 知弘写真展
東京 ギャラリー個展 「極北の自然と動物たち」
~Alaska & Yukon Wilderness~
2009年8月2日(日)~31日(月)
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来週末8/8締切!
カナディアンカヌーで下る秋のユーコン原野160kmの旅
~原野(Wilderness)でのキャンプ体験、カヌー、焚き火、釣り、川に映るオーロラ~
日本発着最短日程:9月5日(土)~9月13日(日) 9日間
>> http://www.expl.co.jp/shugaku/kikaku/09/yxy/index.html
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