2008-03-26
北極圏の空・日没月出極光
「ユーコンに着いた瞬間、まず気付いたのは「空気が澄んでいる」ってことでした。見渡す限りの大自然、北に移動するごとに変化していく360度の大パノラマに、ただ圧倒される毎日でした。
帰国してから、何でそんな不便なところに行ったの?何がよかった?とよく聞かれました。確かにお風呂もないし、寒いし、時にはトイレもなかったけれど、そんなことがとっても些細なことと思えるほど、素晴らしいことがたくさんありました。
生まれて初めてみたオーロラに見とれました。たくさんの野生動物に出会いました。今までで一番美しい月の出を見ました。白夜でなかなか沈まない夕日にいろんなことを考えました。日常生活ではなかなか出会えない貴重な仲間に出会えました。
私の人生のうちの、たった1万1700分の1でしかないこの9日間の旅で、初めての経験がいくつもあり、人生至上最高のなにかもたくさんあり、『旅は人生を豊かにする』という言葉の意味を、実感として知ることができました。」(2007参加、女性)
ただいま、今年の秋のユーコン企画の詰め段階。
昨年の参加者からの感想を読んで思い出す、北極圏キャンプ場の空気感。何もない、ただただ茫洋と広がりを見せるあの景色に、あれだけ心動かされる事実。でも、 有名な観光地など何もないそこは、「40万円の商品を販売する」という観点からみたら、笑っちゃうほど難しいのだが、でも、それに挑戦するに値する旅なのだ。 だから、今年も、やる。
・・・発表まもなく。
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4 comments:
今年の秋になにか企画があるのですか?
すでにフェアバンクス入りしているので
ふらっと遊びに行くかもしれません
詳細が決まったら教えてください
もう秋のユーコンの発表が近いのかぁ。
行きたいと思い始めてもう3年かな…。
やっぱり行ってみたいぞぅ。
>ej
9月前半にユーコンのツアーを2本企画しています。別途ご連絡しますね。ejとは日本でなく北の大地でお目にかかりたいです。
>らぐじ~
タイミングがあうなら、ぜひぜひぜひぜひ。
で、この時期(8月末ー9月初)の北極圏オーロラが何故いいのかというと、寒くないとか、そういう理由でなく、
「空が真っ暗でない、夜の一歩手前の濃紺」だから、写真がかっこいいのだ、と、今気づきました。
そうかそうか。
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