California Roll Cooking class! |
キャビン滞在中、Tammyが受ける料理教室に飛び入り参加だ。私、ハズカシながら、人生初のノリマキ体験。
カリフォルニアロールは、外国人を招いてのパーティ受けする内容だし、中身のアボカド、カニカマ、クリームチーズ、きゅうりは、どこにいても入手しやすくて作れそうだし、なんてラッキーな飛び入り参加!
(ちなみに、料理のケーコ先生はTammyの英語教室の生徒でもあり、つまり、お金を介在させない、物々(?)交換が成り立っている。自分の得意分野を教えあう。なんかいいな。そして私の飛び入り参加代は、ケーコ先生の日本語をTammyに向け英語に訳す、で。)
広げた海苔の上に酢飯をぎゅうぎゅうくっつけながら、Tammyが話す。
「私たち、5月にユーコン戻るって決めたじゃない?
決めた瞬間、忙しくなったのよー。こうやって和食も覚えておいた方がいいと思うようになったし、陶芸教室にも通うことにしたし、日本語も、今までとは違う速度で必死に勉強してる。しかも、日本から、カナダから、友達がどんどん遊びに来るようになった!」
ご飯の上に白ごまをまぶし、えいや、と、海苔とご飯をひっくり返しながら、私は答える。
「結局、物事って、タイムリミット設けないと駄目なんだね。忙しいときの方が、いろいろマメに動いている気がする。明日もできると思うと、人間は弱い生き物だから、今日やらずに明日に延ばす。(私の場合、半年ペンディングになっているフランス語のことか〜)永遠なんてないのにね。見えない期限には、気付きにくいよねぇ」
*
ところで、「気取らない日常の料理」のケーコ先生は、この後、チャチャッと、卵と三つ葉のお吸い物を作ってくれたのだが、この卵がふっわふわだった。
「何で、こんなに、ふっわふわ?」
「お湯をね、沸騰させておくと、鍋の中でぐるぐると水流ができているでしょ。その中にそおっと卵を流し込めば、箸でがちゃがちゃかき回すよりも、口当たりの柔らかいかき玉汁ができるのよー」
あら、もしかして、こういう知識って、料理好きには常識なのか?
でも、こういう小さいコツを押さえているあたりに、プロならではの格好よさがあるよなぁ、と、昆布と鰹出汁がしっかりと出ているお椀をいただきながら、一人感心するワタシであった。
1 comment:
このコメントは日本語で入るのかしらん…?
初めまして!私はバンクーバーに住む猪八戒と申します。貴女のことは上村さんから耳にし、フォローさせていただいています。私も去年の夏に道東を訪れあの製作中だった上村ご夫妻の別荘の釘を打たせていただいたんですよ。今年は彼らもまたカナダに移り住む予定で今から楽しみにしています。
これからもブログお邪魔させていただきます。よろしく。
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