自分の感受性くらい
茨木のりこ
ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
(中略)
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった
(中略)
自分の感受性ぐらい
自分で守れ
ばかものよ
***
というわけなので、心に水やりに、
しばらく東京からアラスカへ場所を移動します。
11月に我が家にやってきたシクラメンは、一度花が全部枯れ、葉っぱばかりで1ヶ月の冬眠ののち、でも水と太陽を与え続けていたら、昨日、また思い出したように咲き始めた。
つまり、水やりを怠ってはいけない、ということなのです。
***
あ、心の水やり忘れているかもー、と思ったら、ご相談ください。
水がある場所、ある時間、たくさん知ってます。
2 comments:
そろそろ水をやりたいのはヤマヤマなのですが…。
あ~、私もこの詩、好きなんですよ。
なんか、はっとしますよね。
パタゴニアに行ってきたのに、もうかわいてきてるし。
実際はやり残したことがあって、大後悔時代だったりもします。キリがないものですね。
いいなあ、アラスカ。私みたいに、ただの旅人な関わりではなく、ご自分のフィールドにされていて、羨ましいです。
私も日常の中でも、見つけられるようにがんばろっと。
お気をつけて、行ってらっしゃい。
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