日々、裏山トレイルのジョギングに欠かせないのは、キャラメルでも水でもタオルでもなく、ベアスプレー。何がなくてもベアスプレー。3000円相当の、命のお守り。
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地元の新聞は、毎回毎回、
「どこそこで熊の親子が出た」「クーガー注意」
と、平和なんだか危険なんだかわかんない記事で埋まっている。まさに、クマと共生をはかる町、Canmore。
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Bear 71。
町に近い場所にテリトリーを持つクマは、それぞれ番号をつけられ、監視されている。「プーさん」やら「太郎くん」やら名前にせずに、番号をつけるのは、「野生であることを尊重するため」、だそうだ。が、番号をつけ遠巻きに見守っている時点で、すでに人間が管理している気がしなくもない。
アラスカやユーコンの野放しで荒々しい自然に比べると、ここは箱庭のよう。ギリギリのラインで、人間と野生とが共存しようと試みている印象を受ける。
2 comments:
じゃあ、りょうこが日本に帰って来たときは、番号を付けましょう。
あ、名前書き忘れた…。
最初の失礼なコメントはbyらぐじ~です。
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