雨が続いた後の太陽が嬉しい週末、つい、調子づいてbeautiful Sunday~ と(土曜日だけど)口ずさみたくなる心地よい週末、「体温で発酵」友達と一緒に、朝も早くから奥多摩へ。
春のあたたかな日差しを浴びながらの、トレイルラン。
(久々の友人との情報交換は、飲み屋より森の中で、が、最近の傾向。夜、紫煙燻る飲み屋で、ではなく、昼、汗をかいた後太陽の下で、という条件のほうが、ビールも喉ごしを100倍よくさせてくれるし。健康的ー!)
彼は、私のまだ知らぬ世界=ウルトラマラソン、を何度か経験しているので、走りながら、私はずっと質問攻め。その答えから透けてみえた、この人の走る「意味」は、ちょっと新鮮で、最近、偏っていた目線を、ニュートラルに戻してくれた。
「心拍数なんて、測ったことないよ、自分の体が気持ちよければ走るし、苦しければ歩くだけ。」
「時間じゃないんだよ、景色を楽しんで、地元の人との触れ合いを楽しんで。ウルトラの大会では、「完走」とは呼ばず「完踏」する、っていうんだ。」
走る人たちと話していると、(または、雑誌を読んでいると、)「サブスリー・サブフォー」だ「キロ何分」だ「そのためにはこのシューズ」「心拍数は210マイナス年齢の・・・」というあたりに話が集中しがちで、いかに自己タイムを縮めていくか、速く走るのか、という会話が多く、いつのまにか、私もその罠に嵌りかけていた。速く走れることこそエライ!というような。
私が、「今まで出た中で、どの大会がお勧めですか?」と聞けば、「xxxは、風もないしフラットだから走りやすいよね」と言われ、ふうん、と思いながらも微妙なひっかかりを感じた、その、小さな違和感の正体が、ちょっと見えたぞ。
ゼーゼーハーハーでは、どうにも醜いので、きっちり格好良く走る基礎体力は保ちつつ、目的を間違えず、景色を楽しむ目線で、走っていこう。歩いていこう。
あ、この本も、同じ視点だ。
もうひとつメモ。
これ、景色やばそう。暑そう。2月か。
DEATH VALLEY TRAIL MARATHON
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