安曇野は、たくさんのアーティストが移住してきている街で、その作品を見に行きたかった、というのが今回訪れた大きな理由のひとつだったが、
そのひとつ、長閑な河原の、ボロな掘っ立て小屋で開催されていた写真展は、とても暖かい空気が満ちていて、・・・カッチョイイ新宿や銀座の高層ビルのなかで見る、ツンと気取っていてクールな写真たちとは、ひと味違う・・・、素朴さ全開、ココロにすとーんと響くエネルギーで満ちている写真たち。ああ、この、木のざわめきが鳥の鳴き声が小川のせせらぎがBGMとして聞こえてくるこの場所で、この作品に出会えてよかった、と思ったのだった。
で、その作品のひとつに、こんなような言葉が添えてあったのです。
「小さい頃、親から一本の木の苗をプレゼントされた。そのときは、木なんかより、野球のグローブのほうがいいのに、と恨んだものだが、今、大きく立派に成長した木をみて、ああ、あのときのプレゼントが木でよかった、と思う」、とかいうような。
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早くもクリスマス商戦始まった、カナダのアウトドア用品店から送られてきたニュースレターを眺めていたら、ふと、あの写真を思い出したのだった。
--- Canadian Parks And Wilderness Society
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