2008-11-10

冬じたく

冬が
こんにちは、と
挨拶がてら通り過ぎた。



冷たい風が私の頬を撫でていった日、そうかそうか、いつまでも夏気分で素足にサンダル履いてる場合ではないのね、と気づき、冬支度。

家でも山でも必須のダウンジャケットと、冬用のブーツをクローゼットの奥からとり出し

ペルー・クスコの道端で、商売上手なオヤジに40ソル(=1300円)で押しつけられた「リャマの絵柄が描かれた、オヤジ曰わく「100%アルパカ。アタタカ。」(*注* アルパカは、カシミアより高級でふわふわの毛。こんなに安いわけがないです)な敷物」を、ソファーの上に広げ

暖房は、壁についている床暖房のスイッチを、on!、で終了。




安曇野の人たちも、
冬だ冬だ冬支度だ、と、
忙しそうだったが、それは、

干し柿にするために、昨日もいだ柿を、今日中に200個皮剥きしなくちゃいけないんだよね、とか、

煙突掃除と来年4月まで使うに十分な薪割りをしなくちゃ、とか、

野沢菜漬けをつくるのに、小川で野沢菜を洗うのだが、その川の温度は14度と年中一緒だから、冬は意外に温かいんだよ、とか、

なんか、私のそれよりも、ずっと、タダシく大変で楽しそうな「冬支度」で、そのソワソワとした様子が、何だか羨ましいのだった。

1 comment:

Anonymous said...

安曇野に行ったんだ!
ニアミスだね。

私は、7月から毎週末、安曇野(のちょっと先)に通ってます。