2008-11-14

匂いの記憶

用事があって、朝5時半起床。ブラインドを開けると、満月を過ぎ少しだけ欠けた月が、まだ明けぬ空にぽっかりと、オレンジ色に弱々しく光る。


やがて、
ゆっくりとピンク色に染まる空。

人口1280万人の空の下でも、

不思議と

朝の空気は、混じり気なく、どこまでも透明な匂いがする。

この匂いは、遙か彼方の北の大地で、確かに嗅いだことがあり、朝から少しだけ幸せな気分にさせてくれる

だから

冬の
早起きは、
嫌いじゃない。

(たまになら)

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