2008チャレンジシリーズ、第?騨レポート。
「ご褒美はティファニーの青い箱」を書いたのは・・・、もう半年前。そう、サンフランシスコで行われる「Nike Women's Marathon」への挑戦状。ゴールしたら、メダルならぬ、女の子が大好きな、ティファニーのネックレスをもらえる、というマラソン大会。
アメリカのなかでも人気ある大会で、申し込み多いらしく、クジ運ない私が通るわけないよね・・・、と高をくくっていたのに、何故やら、東京マラソンを超すであろう高倍率を見事に勝ち抜き、「congratulation! マラソン参加権当選です。おめでとう~」のメールを受け取ってしまっていた。ので、
ううううう、42キロ・・・、と、自分の浅はかさを恨みつつ、サンフランシスコで、10月19日の朝を迎えた。
アスファルトをちゃんと走ったのは、ハーフマラソンまで、その先の21キロは未知の世界、という初めてのフルマラソン挑戦だというのに、夏の間の長い旅疲れと、久々の都会生活疲れ・・・というexcuseのもと、大したトレーニングもしないままこの日を迎えていた私は、
こんなフザけた態度の怠け者には、マラソンの神様が「なめるんじゃないよ」と、そっぽを向いてしまうよなあ、いったい自分の体力貯金でどこまで走れるのやら、足、故障したらどうしようか・・・と、走る前は、かなり弱気になっていたが、
いや、実際、30キロ過ぎたあたりから、両足フトモモが、「これ以上はもう勘弁してください。お願いしますぅぅ~」と全面ストライキに入りそうになるのを、なだめすかしながら、ヨタヨタと歩くスピードで走っていたわけなのだけれど、
ゴールデンゲートブリッジやら
高級住宅街やら
ひたすら続く太平洋やら、と、
変わりゆく飽きない景色に助けられ、
数時間後(=マラソンやっている人からは、それはマラソンタイムじゃない、と鼻で笑われるくらいの「数」時間後、)、無事、黒服タキシードのお兄様から、ご褒美をもらうことができたのだった。
もう、ブランド信仰なんて、遙かかなたの昔話だと思っていたのに、ティファニーの 青い箱は、やっぱりうれしかったです。それが「フルマラソンを走った」充実感の証なのか、「ティファニー」だからなのかは分からないけれど。
次は、ちゃんと目標時間決めて、トレーニングしてから、走り直すことにしよう。いい大会(=楽しい気分になれて、涼しい気候で、景色がよい大会)あったら、教えてください!
それから、数年前の私と同じように、「えぇ、走るのだけはイヤイヤ」、と思う人は多いだろうけれど、でも、マラソンのこの魅力は、意外に楽しいものだよ、と、お節介ながら加えておきます。
*
蛇足
慣れないマイル表示に、「ええっと、6マイル通過ってことは、掛ける1.6で・・・10キロ弱ってこと??ってことは、55分というのは・・・このペースでいいのかな・・・」と、酸素足りてない頭で必死に掛け算しなくてはいけないのが、計算外だった。ちなみに、42.195キロは、26.2マイルです。いつも思うが、分かりづらい、アメリカの度量衡。
2 comments:
お~っ!スゴイ!
完走、おめでとう!
時間なんて関係ない。ゲートが閉まるまでにゴールすればいいのさ。
そういう私は10kmが最高距離…。
おっと、名前入れるの忘れた…
毎度、らぐじ~です。
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